先日TVのとある番組を見ておりますと、肩こりの対処法としてどちらが正しい?という二択クイズがありました。
おばあちゃんが孫に「肩がこったから肩たたきをお願いね~。」というくだりから次のどちらが正しいでしょうか?という出題。
1:昔ながらの方法、肩こりには肩叩きでしょう とグーで思いっきりたたく!
2:今は叩くより揉むのよ~と手のひらでモミモミモミ!
テレビでは1番の叩くと筋肉が損傷するのでより筋肉が炎症を起こし肩こりが悪化するのでNG、答えは2番と言っていました。
整膚師の私としましては、「どちらも筋肉に激しく刺激を与えているので不正解です。」とテレビに向かって独り言を言っておりました。
ぜひ肩こりには整膚でお願いします。
肩こりの時には血流不足で皮膚と筋肉が固く盛り上がっていることが多く、皮膚を持ち上げることも容易ではありません。
そんな時には、優しく手のひらを患部にのせ、表面の皮膚のみを動かすように優しくゆっくり小さく滑らせてみましょう。
あくまで表面の皮膚を動かすのです。
手当(てあて)ですね。
こんなんで効果あるの?と思うと思いますが、少しすると肌が柔らかくなります。
もしかしたら皮膚を軽くつまめるようになるかもしれません。
でもあくまでそっと、絶対にやりすぎない。
まだ物足りないかな。。。くらいの状態で様子をみましょう。
数分後には肩の軽さを感じると思います。
まだこりがある、という場合には数時間後や次の日に同じように優しく皮膚をずらす整膚から始めましょう。
無理に揉んだり叩いたりはいわゆる揺り返しが必ず起こりますが、上記のような優しい整膚なら揺り返しはありません。
肩への整膚は肩こり大国日本のみんなに必須の知識です!
これからの時代は揉む叩くではなく「整膚」です!!