14日金曜日は出張整膚に行かせていただきました。
15日午前はお友達と今後の石の展開についてお話しアドバイスをいただきました。
午後は地域猫の活動についてのお勉強会に参加しました。
この数日は私の活動の3つについてよく考えました。
さて、地域猫について。
地域猫というのは、その地域にいる野良猫に対してTNR活動(下記参照)とその後の餌やりフンの始末、健康管理などなどを地域住民がみんなで話し合って分担して継続して見守っている猫のことです。
T:Trap 捕まえる(捕獲機などで)
N:Neuter 不妊手術をする(耳の先をカットして避妊去勢手術済みであることを示す)
R:Return もといた場所に返す(その後は餌やりフンの始末の管理を行います)
単にそのあたりにいる猫は地域猫ではありません。
不妊去勢した猫が地域猫でもありません。
地域住民がみんなでしっかり話し合って管理見守りを続けている猫のことを地域猫と呼びます。
「野良猫を増やさない」
これは住民全体の共通認識にしないといけないと思うのです。
だからといっていますぐ今いる猫がいなくなるわけではない。
ではどうしたらいいのか?
その解決策が地域猫活動なんですね。
ところが、、フンや死骸、臭いなどで人間たちが【すごく困っているという状態】にならない限り、住民たちみんなの理解を得て活動してもらうのは至難の業なんです。
(これって整膚をしていて感じる、体の病気とも似ていると思います)
自分のことを放置、体調や心を見ないふりして整えないでいた状態が現れたのが「病気」
地域の住民が不和でお互いの事に思いやれず、地域を整えないでいた状態が現れたのが「野良猫」
問題の本質って結局同じなんですよね。
地域猫の活動や、猫の保護譲渡は単純に動物愛護だけの精神ではないということを理解してもらうことが大切なんだと思います。
地域の住民が、地域の住民の為に。
人間が、人間の為に。
そうした結果が、猫にとっての環境改善になります。
その結果、
・地域の住民のコミュニケーションが良くとれる(防災、防犯に役立ちます)
・地域美化になります(地域の雰囲気が良いと住民もうれしいですが、防犯にもなるんです)
・子供たちにも動物や他者、弱者への思いやりが育ちます(成熟した人間への第一歩)
のら猫は人間が放ったものです
野良猫は野生動物ではなく、人間が飼うために科学的に品種改良した愛護動物です。
(外の世界には病気、寄生虫、寒さ、飢え、縄張り争い、カラスに襲われる、車にひかれるなどの危険や大変さだらけです)
「野良猫なんていて当たり前」
ではなく。
「野良猫という存在はいない状態が当たり前」
という意識に変えるところから・・・